痔ろうの辛い生活

発症から根治までの日々を紹介します

いざ、病院で受診する①

今日は、「東京山手メディカルセンター」で痔ろう告知を受ける日。

空はどんより、大雨が降っている。

 

クリニックで一度、「痔ろう」告知がでてるので、

二回目の「痔ろう」告知。

 

それよりも、いつ手術するのか?

それが一番気がかりだった。

 

ネットの口コミでは、3ヶ月先になる。とも書いてあった。

1ヶ月後の夏休みに手術を済ませたいのに、それでは秋になってしまう。

会社の休みもなく、上司や同僚に「痔ろう」がバレてしまう。

 

わずかな希望を胸に、病院へと向かう。

しかし、雨がどんどん強くなる。

私の靴は濡れ、心は折れそうになる。

 

新大久保駅から徒歩7分。

気持ちは30分歩いた気がした。

 

病院の入り口に着いた。

残念ながら、キレイな外観とは言えない。

けっこう古い建物。

 

本当にココに名医がいるのだろうか?と疑った。

 

⑧番受付で手続きを済ませなければいけない。

しかし、⑧番受付は新型コロナウィルス対策で、パーテーションで区切られてるだけだった。

しかも、そこには誰もいない。

 

迷った。

 

仕方なく、総合受付で⑧番受付を確認する。

教えられたのは、やっぱ同じ場所。

 

どうやら、声をかけないといけないみたい。

明らかに初見殺しです。

 

受付に到着する。

まず、保険証と紹介状を渡す。

受付①:初診申込書に記入してください。

私  :わかりました。

 

初診申込書は、症状やいつから発症など一般的な内容。

また同じ内容書くのかと思う、私。

 

初診申込書が書き終わった。

受付①:この番号(345番(仮))でお呼びしますね。

と言われ、紙を受け取る。

 

今日一日、この345番で呼ばれるらしい。

 

15分くらい待つと、

受付①:345番の方~~

 

意外と早く呼ばれた気がした。

 

受付①:一緒についてきてください。

私  :(どこに案内されるんだ?)

 

受付①:奥の大腸肛門科でファイルを渡してください。

私  :わかりました。

 

私  :受付したいのですが・・・

受付②:この問診票に記入してください。

私  :あ、わかりました。

 

また、記入するのかい!!

 

問診票に記入後、おくすり手帳も一緒に渡す。

 

受付②:番号が呼ばれるまでお待ちください。

 

待合所には、5人ほど待っていた。

みんな、痔なのだろうか。

 

なんだか頼もしい仲間にみえてきた。

 

15分後、

受付②:345番の方~~

 

It's my turn !

 

呼ばれて、診察室に向かう。

 

私 :よろしくお願いします。

医師:ふむふむ、痔ろうね。

   診ますので、ベッドで横になってお尻を見せてください。

 

さすがに2人目になると、私のケツの穴を見せるのも慣れてくる。

スルスルスルと自分でパンツを降ろす。

 

医師の指が私の穴に入る。

 

私:うっ・・・

 

思わず、声が漏れる。

 

次に、冷たい何かが私の穴に入る。

そして、私の穴が広がっていくのを感じた。

 

おそらく、鉗子だろう。

 

あっという間に診察が終わった。

 

医師:パンツ履いてくださいねー

私 :はい。

 

すばやくパンツを履き、診察のイスに着座する。

 

医師:あさい痔ろうです。

私 :あさい?

 

あまり酷くないようだが、根治には手術が必要とのこと。

 

医師:いつやります?

私 :早いといつですか?

 

質問がざっくりすぎるねん!

 

医師:8月〇日(上旬)なら空いてますよ。

私 :お!その日でお願いします。

 

夏休みに被っとる!!

完璧(∩´∀`)∩わーい

 

手術概要の紙を渡された。

中身は、痔ろうの手術で一般的な術式「切開開放術」だ。

 

医師:一旦、外でお待ちください。

私 :ありがとうございました。

 

これなら、会社の人にバレないじゃん!

 

待合室で待ってる間、手術概要の紙を熟読していた。

10分ぐらい経過すると、

 

看護師①:345番の方~~

私   :はーい

     (次は、なんだ??)

 

説明をきくと、

  • 書面への同意
    • 患者さんへのお願い
    • 検査・治療・手術の同意書
    • 麻酔の同意書
    • 輸血の同意書
    • 感染症検査の同意書
  • 入退院前後の過ごし方

とのこと。

 

患者さんへのお願い

分かりやすく言うと、嘘つかないでね、治療費払ってね、言うこと聞いてねって言うこと。もちろん、同意する。

検査・治療・手術の同意書

簡単にいうと、手術を受けますか?という同意書。

いま、同意しても後で拒否することも可能とのこと。

麻酔の同意書

痔ろうの手術では、腰椎麻酔とのこと。

もちろん、麻酔なしで手術は辛いので同意。

輸血の同意書

今回、輸血の予定はないが、不測の事態に備えてあらかじめ確認する、とのこと。

感染症検査の同意書

医療スタッフの安全確保のため、もちろん同意。

入退院前後の過ごし方

入院するまで日数が少ないので、新型コロナウィルスに罹らないように、飲み会など不特定多数の場所に行かないこと。

また退院後は遠くに行かないこと。

退院後2週間は、出血する恐れがあるため、飛行機や新幹線で移動しないで欲しいとのこと。会社員で出張が多い人は、コレでバレてしまうことがあるかもしれない。それか黙っていくか・・・。

 

最後に質問してみる

私   :今回、手術まで早くないですか?

     またいつもどのくらい待つんですか?

看護師①:そうそう、早いと思ったのよ。たぶん、キャンセルが出たのかしら。

     だいたい3ヶ月くらいかかるわよ。

私   :(やっぱ早かったのね、ラッキー☆)

 

痔ろうで夏休み・冬休みで手術を考えている方

・夏休みに手術したい場合

3月:クリニック受診

4月:病院受診

8月:手術

・冬休みに手術したい場合

9月:クリニック受診

10月:病院受診

12月:手術

 

こんな日程感でいるのが確実です。

 

後半へ続く

 

~タイムスケジュール~

12:40 病院着

13:30 診察

14:15 入院前検査

15:30 会計