痔ろうの辛い生活

発症から根治までの日々を紹介します

痔ろう(穴痔)になったきっかけとは?

ずばり、お腹が弱い!

不安になったり、ストレスを感じたりするとお腹が痛くなります。

実は、この症状は病気なんです。

過敏性腸症候群」といいます。

IBSの診断基準(ローマⅢ基準)
最近3ヵ月の間に、月に3日以上にわたってお腹の痛みや不快感が繰り返し起こり、
下記の2項目以上の特徴を示す
1)排便によって症状がやわらぐ
2)症状とともに排便の回数が変わる(増えたり減ったりする)
3)症状とともに便の形状(外観)が変わる(柔らかくなったり硬くなったりする)

日本消化器病学会ガイドライン

もし該当する方がいましたら、治療薬もありますのでお近くの胃腸科に相談することをオススメします。

過敏性腸症候群」と「痔ろう」にはどんな関係があるか?

過敏性腸症候群」の症状として、便秘、下痢があります。

不安になったり、ストレスを感じたりすると、便秘、下痢が多頻度に引き起こされると、肛門に負荷がかかります。

この負荷に耐えられなくなると、肛門にキズができ、切れ痔、内痔、そして痔ろうの原因となります。

過敏性腸症候群」の全員が「痔」になるわけではありませんが、痔になるリスクが高まることを認識しなければなりません。

肛門に負荷をかけないために

つまり、便秘、下痢になりにくくすることが重要です。

しかし、これをやれば絶対に大丈夫!というような方法は残念ながらありません。

あなたの生活スタイルを思い出しながら、1つ1つ原因を推定し、対策をとってみるのが良いです。

それでは、私が痔ろうになったきっかけを紹介します。

朝の通勤時の下痢

はっきり言って、「朝の通勤時の下痢」が原因です。

自宅から会社まで1時間20分ほどかかっていました。

そのうち、約1時間が電車乗っている時間、また乗り換えの時間になります。この短い時間に下痢を2回起こしました。

なぜ2回下痢を起こしたのか私なりに分析してみました。

  • 電車内でオナラをしたくなる
  • いつ座れるか心配になる
  • スマホばっかり見ている
  • トイレが空いてないと心配になる
  • 朝食を食べていた
電車内でオナラをしたくなる

電車内、エレベーターなどの密閉空間にいると不思議とオナラをしたくなります。オナラをして臭いがキツかったらどうしよう?音がしたらどうしよう?そんな不安がよぎると余計にオナラがしたくなります。そんな不安に駆られると、お腹が痛くなってしまいます。

実は、これも「過敏性腸症候群」の一種です。

ガスピタンなどの消泡剤を服用したり、胃腸科に行くことをオススメします。

いつ座れるか心配になる

長時間立っていると、疲れてきます。

(早く前に座っている人、降りないかなー?)なんて思ったりすると、いつ座れるんだろう?早く座りたいなーって思うとお腹が痛くなります。

そんな時は、早く降りる人を探すことです。

朝の通勤電車は、毎朝大抵同じ人が同じ車両に乗っていることが多いです。

ですので、その人が何駅で降りるかを把握すればいいのです。

服は何を着ているか?髪の毛は?年齢は?など手掛かりは多数あります。

スマホばっかり見ている

kindletwitterなどの文字を読むとお腹が痛くなりやすいようです。

いわゆる、「青木まりこ現象」なのかもしれないです。

そんなときは、好きな音楽を聴いたり、動画をみたりすると少し落ち着くようです。

自分に合った電車内の過ごし方を探してみてはどうでしょうか?

トイレが空いてないと心配になる

朝の首都圏のトイレは、いつも大行列です。お腹が痛いのに列に並ぶのはかなりの苦痛です。なので、少しでも列に並ばなくてもいい、空いてるトイレを探すのに尽力しました。

通勤経路の途中駅のトイレの場所、個室の数、混雑状況はだいたい把握しました。

朝食を食べていた

1日3食を食べるのが普通だと思ってました。しかし太ってきたこともあり、リーンゲインズダイエット、いわゆる16時間ダイエットを取り入れてみました。

ダイエットの最初は、空腹感で頭が痛くなることありました。1ヶ月くらい経つと、頭痛もなくなり1日2食生活になり、体重も徐々に減っていきました。

痩せる効果を実感していきましたが、思わぬ効果もありました。

それが通勤時にお腹が痛くなくなったことです。

色々とインターネットで調べましたが、因果関係が分かりませんでした。

私が推測するに、胃に貯まった食べ物が重みによって、腸を刺激することにより腹痛を起こしやすいと考えます。

瘦せなくてもいいと思う人は、出勤後会社内で食事を摂ってみてもいいです。

生活スタイルを見直す

これ以外にも、できることは多数あります。

  • 会社が家から遠ければ、会社の近くに引っ越してみる
  • 転職する
  • ラクゼーションの時間を設ける
  • 定期的に運動する
  • グルテンフリーの食べ物にする
  • 食物繊維が多い食事にする
  • プロバイオティクス(乳酸菌)を摂る
  • ストレスを減らす

お腹に負担がかからない生活を自分なりに見つけてみるのはどうでしょうか?