痔ろうの辛い生活

発症から根治までの日々を紹介します

いざ、病院で受診する②

前記事では、診察〜入院日が確定するまでを紹介してきました。

jirolife.hatenablog.com

ここでは、続編「いざ、病院で受診する②」として入院前検査について紹介していくます。

入院前検査

入院前検査とは、麻酔・手術ができるか検査です。

 

看護師①:入院前検査についてご案内いたします。

私   :はい。

 

院内マップを見せながら、

看護師①:まずココに行って、この検査、次にココに行って、この検査・・・

私   :・・・は・・・い

看護師①:一人で行ってもらいますからねー

 

全く行ったこともない場所を一人で回るのか。。。

小さいことにやったオリエンテーションのようだ。

まさかこんなところで役立つとは。

 

私は院内マップを見ながら、次々と検査を受けにいく。

採尿

まず、診察券を機械に読み込ませる。

すると順番待ちの札が出てくる。

 

すぐに呼ばれた。

紙コップをもらい、採尿場所に移動した。

ココは、男性の小便器1台と採尿した紙コップを受け渡す窓口がある。

 

診察前にトイレに行っていたので、出るかどうか不安だった。

なんとか検査できるだけの量を絞り出すことに成功した。

窓口は、顔を見て受け渡さないように、置き台があるので、そこに置いた。

採血

採尿が終わり、待合室に戻ると、すぐに呼ばれた。

次は採血だ。

椅子に座り、採血する腕を出すだけ。

あとは看護師さんが採血してくれる。

私は血を見るのが苦手。

そっと目を閉じ、終わるまで待つことにした。

心電図

採血会場の隣に心電図をとる場所がある。

今のところ、迷子にならなかった。

待合室のイスに座ろうとしたら、すぐに呼ばれた。

まだ止血できていないのに。

診察台の上で横たわり、足首と手首をまくる。

さらに、胸のシャツをまくり上げた。

あとは、看護師のおばちゃんに身を任せた。

手慣れた様子で、ジェルを塗り、吸盤を取り付けた。

数分間、何も考えない時間になる。

何かを想像してしまうと心拍数が上がってしまうからだ。

ひたすら、無心でいようとした。

検査が終わり、おばちゃんは手慣れた様子でジェルを拭きとる。

なんだ!このベテランに身を任せた安心感とやらは・・・。

すると、おばちゃんは次の場所への移動方法を教えてくれた。

「サンキュー!おばちゃん!!」の気持ちでいっぱいだ。

レントゲン

心電図の部屋を出ると、エスカレーターをみえた。

下った先にレントゲン室がある。

地下はなんだか不気味。

食器同士がぶつかるような音がし、機械の音がする。

さらに、蒸しっとする高い湿度。

正直、苦手。

検査は至って普通の胸部レントゲンだけです。

その他は何もなかったです。

入退院相談室

オリエンテーション前に渡された問診票にあらかじめ記入しておきます。

順番待ちの券を受け取ります。

窓口が二つあり、一人長い方いたようでなかなか進みませんでした。

これは正直運しかない。

こちらは看護師の方が入退院の流れ、生活について説明してくれます。

手術当日は汚れるのでレンタルパジャマ(ガウンタイプ)を借りた方がいい。

貴重品入れが小さい、スリッパ禁止などのアドバイスをいただけます。

入院生活で不安になることがあれば、相談しておきましょう。

入院事務

ここでは事務的な内容を説明してもらえます。

具体的には、入院時に必要な書類、入院当日の受付方法、手術費を含めた概算費用などを相談できます。

実際、自分がどのくらいお金を払えば良いのか相談しておきましょう。

ちなみに医療費3割負担なら、約8万円になります。

大部屋、個室などの部屋ですが、新型コロナウィルス対策の一環として、入院患者は基本的に大部屋だそうです。

個室の希望を出すことはできるがあくまで希望であって、決定ではないとのこと。

そこは今のご時世がら、仕方がないですね。

会計

これでひと通りのやることが終わりました。

いよいよ会計です。

会計の人に、最初にもらった札を渡します。

約10分ほど待ちました。

運賃表みたいな電子ボードに、自分の番号が表示されたら自動会計機で精算します。

現金、クレジットカード払いも可能です。

医療費3割負担なら、約6千円です。

 

あとは、手術日まで新型コロナウィルスに罹らないように生活するだけです。